PGMC-1 UART 使用時のTera Termの設定

Teara Term serial port setting eyecatch

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PGMC-1のUARTを使用する場合のTera Termの設定について

Tera Termなどのシリアル・ターミナル・エミュレーション・プログラムでUARTを実装したFPGAと通信を行いたい場合、PGMC-1のUARTを用いることで通信が可能となります。

例として、シリアル・ターミナル・エミュレーション・プログラムをTera Term、FGPAのUARTはEfinixのサンプルIPのUARTとした場合のTera Termの設定を説明します。
(EfinixのUARTサンプルIPのデフォルト値は、Baud Rate: 115200Hz、Data: 8bit、Parity: none、Stop bit: 1bitとなっているのでこのIPをデフォルト値でFPGAに実装した場合のTera Termの設定となります。)

事前準備

PCに下記の事前準備をしてください。

・Tera Termのインストール:GitHubなどからダウンロードしPCにインストールしてください。
・Windowsのデバイスマネージャを開きポート(COMとLPT)を確認します。(この例ではPGMC-1はCOM13に接続されています)

Windows device manager status when connected PGMC-1

Tera Termの設定

Tera Termの設定について説明します。

  1. Tera Termの起動

    Tera Term Init
  2. Tera Termの「ファイル」メニューで「新しい接続」を選択
  3. 「新しい接続」ウインドウ内で「シリアル」を選択し、「ポート」の選択でPGMC-1が接続されたポートを選択し「OK]ボタンを押します。(この例ではPGMC-1はCOM13)

    Teara Term new connction
  4. Tera Termの「設定」メニューで「シリアルポート設定と接続」を選択
  5. 「シリアルポート設定と接続」ウインドウ内で下記のように設定し、「現在の接続を再設定」ボタンを押します。

    ・ポート:PGMC-1が接続されたポート
    ・スピード:115200
    ・データ:8 bit
    ・パリティ:none
    ・ストップビット:1 bit
    ・フロー制御:none

    Teara Term serial port setting
  6. 接続が確立されるとTera Termのタイトルバーの表示が変わります。(この例ではCOM13に変わっています)

    Tera Term after connection
  7. 以上で設定は完了です。 
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この記事を書いた人

28年間 外資系と日系の半導体企業で主にデジアナ混載LSI、32bitマイコン、アナログIC、RFIC等の設計をしてきました。
これまで世の中に無かった半導体製品および関連するツールや製造関連機器等を独自に設計・開発し世に送り出してきました。
長年の趣味であるオーディオの分野で自分が欲しい世の中に無い製品を開発し世に広めたいと思い2023年より事業を開始いたしました。
好きな音楽はクラシック音楽です。弦楽器(チェロ)をたまに弾きます。

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