はじめに
KiCadで回路設計やPCB設計を進めていると、「もっと充実したライブラリを使いたい」「信頼性の高いシンボルやフットプリントを利用したい」と感じることがあるのではないでしょうか。そんなときに役立つのが、CERN(欧州原子核研究機構)が公開しているオープンソースの部品ライブラリです。
CERNライブラリには、多くの電子部品のシンボルやフットプリントが整理されており、KiCadの標準ライブラリでは不足する部品を補完したり、設計環境をより効率的に整備したりすることができます。また、オープンソースハードウェアコミュニティで広く活用されているため、再利用性や保守性の高い設計資産としても注目されています。
しかし、初めて導入する場合は「どこからダウンロードすればよいのか」「KiCadにどのように登録するのか」「環境変数は設定したほうがよいのか」といった点で迷うことも少なくありません。
そこで本記事では、CERNライブラリの入手方法からKiCadへの登録手順、動作確認、そして導入時によく発生するトラブルへの対処方法までを、実際の画面例を交えながら分かりやすく解説します。これからKiCadの設計環境をさらに強化したい方は、ぜひ参考にしてみてください。
CERNライブラリとは?
CERNライブラリは、欧州原子核研究機構(CERN)の専門ハードウェア設計チームが長年かけて構築し、実際の研究開発で運用してきた公式コンポーネントデータ(回路図シンボルおよびフットプリント)をオープンソースハードウェアプロジェクト向けに整備・公開している電子部品ライブラリです。
2026年5月7日にオープンソースとして一般公開され、電子回路設計者にとって非常に実用的で信頼性の高いリソースとして注目されています。
KiCadで利用できるシンボルやフットプリント、3Dモデルなどが含まれており、多くの設計者や開発者によって活用されています。
電子回路設計では、シンボルやフットプリントの品質が設計効率や製造品質に大きく影響します。部品ごとにライブラリを自作することも可能ですが、そのたびにデータの作成や検証を行うのは大きな手間となります。CERNライブラリを活用することで、信頼性の高い部品情報を設計環境へ簡単に追加でき、設計作業の効率化につながります。
CERNライブラリの主な特徴
- 圧倒的なボリューム: 約17,000点以上ものコンポーネントが収録されています。ゼロからシンボルやフットプリントを作成する膨大な時間を削減できます。
- 実戦証明済みの信頼性: 世界最高峰の研究機関で、実際に動作する高度な計測機器や制御基板の設計に使われているデータです。フットプリントの寸法ミスや、シンボルのピン割り当てミスといった致命的なエラーに遭遇するリスクが低く抑えられています。
- 統一された設計ルール: 全てのコンポーネントがCERNの厳格な社内ガイドラインに沿って作成されているため、回路図上のシンボルサイズやピンの配置、基板上のシルクスクリーンのデザインなどが美しく統一されます。
収録されている主な部品群
特殊な研究用途だけでなく、一般的な基板設計で多用される部品が網羅されています。
- 汎用電子部品: 抵抗、コンデンサ、インダクタ(各種サイズ・パッケージ)、ダイオード、トランジスタ、オペアンプ、ロジックICなど。
- 豊富なコネクタ類: 基板設計で最もフットプリント作成が面倒な多ピンコネクタ、同軸コネクタ、電源用ターミナルなどのデータが充実しています。
- 電源ICおよび周辺部品: DC-DCコンバータやレギュレータなど。
- CERN特殊コンポーネント: 耐放射線仕様の電源ASIC(FEASTシリーズなど)や、素粒子実験用の超高精度時間計測チップ(PICOTDC)など、CERNならではの特殊部品も含まれています。
ライセンスと利用条件
CERN-OHL-P (CERN Open Hardware Licence – Permissive) という、非常に寛容なオープンソースライセンスが適用されています。 個人プロジェクトはもちろん、商用製品の基板設計にも制限なく無料で組み込んで使用することが可能です。
CERNライブラリを利用するメリット
CERNライブラリには、次のようなメリットがあります。
- 高品質なシンボルとフットプリントが利用できる
- オープンソースとして公開されているため内容を確認しやすい
- コミュニティによって継続的にメンテナンスされている
- 独自ライブラリの作成・管理負荷を軽減できる
- 他の開発者との設計データ共有がしやすくなる
特に複数人で設計を行うプロジェクトでは、共通のライブラリを利用することで部品情報のばらつきを防ぎ、設計品質の向上が期待できます。
KiCad標準ライブラリとの違い
KiCadには標準で多くのライブラリが付属していますが、すべての部品を網羅しているわけではありません。また、プロジェクトによっては独自の命名ルールや管理方針が求められることもあります。
CERNライブラリは、こうした不足を補う選択肢の一つとして利用でき、より実践的な開発環境の構築に役立ちます。既存のKiCadライブラリを置き換えるのではなく、追加ライブラリとして共存させることで、利用可能な部品の選択肢を広げることができます。
それでは実際に、CERNライブラリをダウンロードし、KiCadへ登録する手順を説明します。
インストール前の準備
CERNライブラリをKiCadで利用するためには、事前にいくつか確認しておきたいポイントがあります。あらかじめ環境を整えておくことで、ライブラリの登録や運用をスムーズに進めることができます。
KiCadのインストールを確認する
まずは、KiCadが正常にインストールされていることを確認しましょう。CERNライブラリは外部ライブラリとして追加登録するため、基本的なKiCad環境が構築されていれば利用できます。
KiCadを起動し、プロジェクトマネージャーやシンボルエディタ、フットプリントエディタが正常に動作することを確認しておくと安心です。
ライブラリの保存場所を決める
CERNライブラリはGitHubから取得してローカル環境に保存します。後から管理しやすいように、専用のライブラリ保存フォルダを作成しておくことをおすすめします。
例えば、以下のような構成です。
KiCad_Libraries
├─ CERN
├─ Custom
└─ Vendors
Windowsの場合は、
D:\KiCad_Libraries\CERN
Linuxの場合は、
~/KiCad_Libraries/CERN
など、自分が管理しやすい場所を選びます。
Gitを利用できるようにする
CERNライブラリはGitHubで管理されています。そのため、Gitを利用して取得しておくと、将来的なアップデート管理が容易になります。
Gitを使用する場合は、ターミナルやコマンドプロンプトで次のコマンドを実行し、インストールされていることを確認してください。
git --version
バージョン情報が表示されれば準備完了です。
もちろん、Gitを利用しなくてもGitHubからZIPファイルをダウンロードして導入することも可能です。ただし、ライブラリを定期的に更新する場合はGitを利用した運用がおすすめです。
本記事で使用する環境
この記事では、以下のような一般的な環境を例に手順を説明します。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| EDAツール | KiCad |
| OS | Windows / Linux |
| ライブラリ取得方法 | GitHub |
| ライブラリ管理 | ローカルフォルダ |
KiCadのバージョンによって画面レイアウトやメニュー名称が若干異なる場合がありますが、基本的な手順は共通です。
それでは次に、GitHubからCERNライブラリをダウンロードする手順を見ていきましょう。
CERNライブラリのダウンロード
CERNライブラリはGitHubやGitLabを通じて公開されており、誰でも無償で利用できます。ライブラリには、CERNの電子設計業務で使用されているシンボルやフットプリントが含まれており、オープンソースライセンスのもとで提供されています。
本記事では、Gitを利用する方法と、ZIPファイルをダウンロードする方法の2種類を紹介します。
GitHub(またはGitLab)へアクセスする
まずはCERNライブラリのリポジトリにアクセスします。
- GitLab(公式リポジトリ)
- GitHub(ミラーリポジトリ)
今回はGitLabの画面を例に説明しますが、どちらの方法でも入手できます。
方法1:ZIPファイルをダウンロードする
Gitを利用しない場合は、ZIP形式でダウンロードするのが最も簡単です。
1.リポジトリページを開きます。

2.「コード」ボタンをクリックします。

3. ソースコードダウンロードで 「ZIP」 を選択します。

4.ダウンロードしたファイルを展開します。

展開後は、例えば以下のような場所へ保存しておきます。
D:\KiCad_Libraries\CERN
または
C:\KiCad_Libraries\CERN
方法2:Gitでクローンする(推奨)
ライブラリを継続的に利用する場合は、Gitによる管理がおすすめです。
コマンドプロンプトやターミナルを開き、保存したいフォルダへ移動して次のコマンドを実行します。
git clone https://gitlab.com/ohwr/cern-kicad-libs.git
``
または
git clone https://github.com/igouss/cern-kicad-libs.git
実行後、ライブラリ一式がローカル環境にダウンロードされます。
Gitを使うメリット
今後ライブラリが更新された際は、以下のコマンドだけで最新版へ更新できます。
git pull
ZIPファイルを再ダウンロードする必要がないため、長期的な運用ではGitによる管理が便利です。
ダウンロード後のフォルダ構成を確認する
ダウンロードしたフォルダには、シンボルライブラリやフットプリントライブラリ、データベースファイルなどが含まれています。CERNライブラリには電子部品のシンボルとフットプリントが収録されています。
ダウンロードが完了したら、次はKiCadへライブラリを登録して使用できるように設定していきます。
KiCadへのライブラリ登録
CERNライブラリのダウンロードが完了したら、KiCadから参照できるようにライブラリを登録します。
KiCadでは、回路図で使用するシンボルライブラリと、PCB設計で使用するフットプリントライブラリをそれぞれ管理しています。そのため、CERNライブラリを利用するには両方のライブラリを登録する必要があります。
シンボルライブラリを登録する
まずは回路図エディタで使用するシンボルライブラリを登録します。
1.KiCadを起動します。

2.設定 → シンボルライブラリを管理… を選択します。

3.「グローバルライブラリ」または「プロジェクト固有ライブラリ」を選択します。

4.ウィンドウ下部のフォルダアイコン(既存のライブラリをテーブルに追加)をクリックします。
5.ダウンロードしたZIPを展開し配置したCERNライブラリ内の SchLib フォルダを開きます。

5.フォルダ内にある .kicad_sym 拡張子のファイルを ShiftキーまたはCtrlキーを押しながらすべて選択 または Ctrlキー + Aキーを同時に押してすべて選択 し、「開く」をクリックします。

6.登録内容を確認して「OK」をクリックします。

7.(任意)他のライブラリとCERNのライブラリを区別するために、ニックネームをCERNを頭に付けた名称に変更します。

グローバルライブラリとプロジェクトライブラリの違い
| 種類 | 用途 |
|---|---|
| グローバルライブラリ | すべてのプロジェクトで利用可能 |
| プロジェクトライブラリ | 特定のプロジェクトのみで利用可能 |
個人利用で複数のプロジェクトから利用する場合は、グローバルライブラリとして登録するのがおすすめです。
フットプリントライブラリを登録する
続いてPCB設計で使用するフットプリントライブラリを登録します。
1.設定 → フットプリントライブラリを管理… を選択します。

2.「グローバルライブラリ」または「プロジェクト固有ライブラリ」を選択します。

3.ウィンドウ下部のフォルダアイコン(既存のライブラリをテーブルに追加)をクリックします。
4.ダウンロードしたZIPを展開し配置したCERNライブラリ内の フットプリント用 PcbLib フォルダ( .pretty という拡張子がついたフォルダ群) を開きます。

5.PcbLibフォルダ内にある .pretty 拡張子のフォルダを ShiftキーまたはCtrlキーを押しながらすべて選択 または Ctrlキー + Aキーを同時に押してすべて選択 し、「フォルダの選択」をクリックします。

5.登録内容を確認して「OK」をクリックします。

6.(任意)他のライブラリとCERNのライブラリを区別するために、ニックネームをCERNを頭に付けた名称に変更します。

登録後はライブラリ一覧にCERNライブラリが表示されることを確認します。
登録を確認する
ライブラリ登録後は、回路図エディタを開いて部品追加画面を表示してみましょう。
検索欄に部品名を入力した際に、CERNライブラリのコンポーネントが候補として表示されれば登録は完了です。
同様に、PCBエディタのフットプリント選択画面でもCERNライブラリが表示されることを確認します。
環境変数の利用を検討する
CERNライブラリを継続的に運用する場合は、ライブラリフォルダの場所を環境変数として管理する方法もおすすめです。
例えば、
CERN_LIB_DIR
という環境変数を作成し、
D:\KiCad_Libraries\CERN
を割り当てておけば、将来的にライブラリの保存場所を変更しても設定の修正箇所を最小限に抑えることができます。
ライブラリの登録が完了したら、次は実際に回路図エディタやPCBエディタからCERNライブラリの部品を呼び出し、正しく利用できることを確認していきましょう。
動作確認
CERNライブラリの登録が完了したら、実際にKiCadからライブラリを利用できるか確認してみましょう。
この段階で問題を発見しておくことで、後から回路図作成やPCB設計を進める際のトラブルを未然に防ぐことができます。
シンボルが表示されることを確認する
まずは回路図エディタを起動し、部品追加画面を開きます。
- 回路図エディタを開く
- シンボルを追加 を選択
- 検索ボックスに部品名を入力する
- CERNライブラリの部品が表示されることを確認する
ライブラリが正しく登録されていれば、検索結果の中にCERNライブラリのシンボルが表示されます。

シンボルが一覧に表示されない場合は、シンボルライブラリの登録設定やライブラリパスを確認しましょう。
フットプリントを確認する
続いて、PCBエディタからフットプリントを確認します。
- PCBエディタを開く
- フットプリントの割り当て を実行する
- フットプリントブラウザを開く
- CERNライブラリが一覧に表示されていることを確認する
フットプリントライブラリが正しく登録されていれば、ライブラリ名とともに格納されているフットプリントを参照できます。

特定の部品を選択し、パッド形状や寸法が表示されることも確認しておきましょう。
テスト回路を作成してみる
ライブラリ登録の最終確認として、簡単なテスト回路を作成してみることをおすすめします。
例えば、
- 抵抗
- コンデンサ
- IC
- コネクタ
などをCERNライブラリから選択し、回路図を作成してみます。
その後、
- ネットリストを更新
- PCBへ反映
- フットプリントを配置
という一連の流れを実行し、エラーなくPCBエディタへ転送できることを確認します。
3Dビューを確認する
利用する部品によっては、フットプリントに3Dモデルが関連付けられている場合があります。
PCBエディタで部品を配置した後、
表示 → 3Dビューア
を開き、基板上に部品が正しく表示されるか確認してみましょう。
なお、部品によっては3Dモデルが含まれていない場合もあるため、表示されないからといって必ずしも異常とは限りません。
よくある確認ポイント
動作確認時には、以下の項目をチェックしておくと安心です。
- シンボルライブラリが一覧に表示される
- フットプリントライブラリが一覧に表示される
- シンボルとフットプリントを関連付けできる
- ERC(Electrical Rules Check)が正常に実行できる
- PCBへの転送時にエラーが発生しない
- 必要に応じて3D表示が行える
これらの確認が完了すれば、CERNライブラリを利用するための環境構築はほぼ完了です。次のセクションでは、ライブラリ登録時によく発生するトラブルと、その対処方法について解説します。
よくあるトラブルと対処方法
CERNライブラリの導入はそれほど難しくありませんが、ライブラリの登録方法やファイルの配置によっては正常に認識されないことがあります。
ここでは、導入時によく発生するトラブルとその解決方法を紹介します。
シンボルライブラリが表示されない
ライブラリ登録後に部品追加画面を開いても、CERNライブラリが表示されないことがあります。
主な原因
- シンボルライブラリが正しく登録されていない
- ライブラリファイルへのパスが変更された
- グローバルライブラリではなくプロジェクトライブラリとして登録した
- KiCad起動中にライブラリを移動した
対処方法
- 設定 → シンボルライブラリを管理 を開く
- CERNライブラリが登録されていることを確認する
- ライブラリファイルへのパスが正しいことを確認する
- 必要に応じてライブラリを再登録する
フットプリントが見つからない
回路図上では部品を配置できるにもかかわらず、フットプリントの割り当て画面でエラーが発生する場合があります。
主な原因
- フットプリントライブラリが未登録
- ライブラリフォルダの場所が変更された
- シンボルとフットプリントの関連付けが切れている
対処方法
- 設定 → フットプリントライブラリを管理 を開く
- CERNライブラリが一覧に存在することを確認する
- フットプリントブラウザから対象部品を検索する
- 必要に応じてフットプリントを再割り当てする
「ライブラリが見つかりません」という警告が表示される
KiCad起動時やプロジェクト読み込み時に、ライブラリファイルを参照できないという警告が表示されることがあります。
主な原因
- ライブラリフォルダを移動した
- 外付けドライブのドライブレターが変更された
- ネットワークドライブを利用している
対処方法
ライブラリ登録画面を開き、現在の保存場所に合わせてパスを修正します。
また、環境変数を利用している場合は、環境変数の設定内容も合わせて確認しましょう。
Gitで更新した後にエラーが発生する
ライブラリを git pull で更新した直後に、一部の部品が正しく表示されなくなることがあります。
対処方法
- KiCadを再起動する
- キャッシュを更新する
- ライブラリテーブルを再読み込みする
- プロジェクトを再度開き直す
多くの場合、KiCadを再起動することで解決できます。
3Dモデルが表示されない
PCBの3Dビューアで部品が表示されないケースがあります。
主な原因
- 部品に3Dモデルが登録されていない
- 3Dモデルへのパスが無効
- 環境変数の設定ミス
対処方法
フットプリントプロパティを開き、3Dモデル設定を確認します。
なお、すべての部品に3Dモデルが用意されているわけではないため、3D表示されないこと自体が必ずしも問題とは限りません。
ライブラリ管理のおすすめ運用
トラブルを未然に防ぐために、以下の運用をおすすめします。
- ライブラリ専用フォルダを作成する
- ライブラリを頻繁に移動しない
- Gitで管理する
- 環境変数を利用する
- 定期的にバックアップを取得する
特に複数のPCでKiCadを利用する場合は、ライブラリの保存場所と環境変数のルールを統一しておくと管理が非常に楽になります。
ここまででCERNライブラリの導入から動作確認、トラブルシューティングまで完了しました。最後に、本記事の内容を振り返りながら導入のポイントをまとめていきます。
まとめ
本記事では、CERNライブラリの概要からダウンロード方法、KiCadへの登録手順、動作確認、そしてトラブルシューティングまでを順番に解説しました。
CERNライブラリは、CERNの電子設計業務で利用されている高品質なシンボルとフットプリントを活用できるライブラリです。オープンソースとして公開されており、KiCadユーザーであれば誰でも利用することができます。
今回の手順を振り返ると、導入の流れは次のとおりです。
- CERNライブラリをダウンロードする
- シンボルライブラリを登録する
- フットプリントライブラリを登録する
- 動作確認を行う
- 問題があれば設定内容を見直す
特にライブラリの保存場所を事前に整理し、Gitを利用して管理しておくことで、今後のライブラリ更新や複数プロジェクトでの運用が容易になります。また、環境変数を活用することで、パス変更時のメンテナンス負荷も軽減できます。
KiCadには標準ライブラリも充実していますが、CERNライブラリを追加することで利用できる部品の選択肢が広がり、より効率的な設計環境を構築できるようになります。特に継続的に電子回路設計を行う方や、チームでライブラリを共有したい方にとっては、大きなメリットとなるでしょう。
ぜひ本記事を参考にCERNライブラリを導入し、より快適なKiCad開発環境を構築してみてください。
参考リンク

