FPGA プログラミングケーブル PGMC-1 の特徴
PGMC-1はEfinix社FPGA向けコンフィグレーション/プログラミング/デバッグ用ケーブルです。
- JTAG mode、SPI Active mode、SPI Passive mode、SPI Active using JTAG Bridge mode コンフィグレーション/プログラミングに対応
- UARTシリアル通信に対応
- I/O Bank電圧 3.3[V]、2.5[V]、1.8[V]に対応
- ステータス信号CDONE、NSTATUSおよびPGMC-1本体POWERの状態をLEDで表示
- CRESET_N信号アサートおよびPGMC-1本体リセットアサート用プッシュスイッチを実装
- PCとのUSB接続端子:USB 2.0 Type-C
- JTAG、SPIピンヘッダ:2×5(10pin) 2.54mmピッチIDCボックスヘッダ
- Misc.(UART等)ピンヘッダ:2×3(6pin) 2.54mmピッチIDCボックスヘッダ



価格 43,780円 (税抜価格 39,800円、消費税率 10%)
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ブロックダイアグラム

ヘッダーピン仕様
JTAGヘッダー端子仕様
JTAGヘッダー端子仕様

SPIヘッダー端子仕様
ヘッダー端子仕様

Misc. ヘッダー端子仕様
Misc.ヘッダー端子仕様

FPGAのプログラミングに用いる信号のI/Oバンク電源端子 (I/O端子の電源ドメイン)
FPGAのプログラミングに用いる信号のI/Oバンク電源端子
FPGAのプログラミングに用いる信号のI/Oバンク電源端子 (Efinix Trion FPGAの場合)

プログラミングモード毎の接続例
JTAGモードでプログラミングする場合の接続例 (Efinix Trion FPGA: T4,T8,T13,T20WLCSP80,T20QFP144,T20BGA256,T20BGA169のいずれかに接続する場合)
JTAG modeでTrion FGPA T4,T8,T13,T20WLCSP80,T20QFP144,T20BGA256,T20BGA169をコンフィグレーションする場合、下図のようにJTAGヘッダー全端子信号を接続して下さい。

各信号ピンのI/Oバンク(I/O信号端子の電源ドメイン)はFPGA品種毎に下図のように定義されているので、該当するI/Oバンク電源端子(VCCIO*)に接続して下さい。

JTAGモードでプログラミングする場合の接続例 (Efinix Trion FPGA: T4,T8,T13,T20WLCSP80,T20QFP144,T20BGA256,T20BGA169を除くEfinix FPGAに接続する場合)
JTAGモードでTrion FPGA T4,T8,T13,T20WLCSP80,T20QFP,T20BGA256,T20BGA169を除くFPGAをコンフィグレーションする場合、下図のようにJTAGヘッダー端子信号を接続して下さい。

各信号ピンのI/Oバンク(I/O信号端子の電源ドメイン)はFPGA品種毎に下図のように定義されているので、該当するI/Oバンク電源端子(VCCIO*)に接続して下さい。

SPIアクティブモードでプログラミングする場合の接続例
SPIアクティブモードでFPGAをプログラムする場合、下図のようにSPIヘッダー端子信号を接続して下さい。

各信号ピンのI/Oバンク(I/O信号端子の電源ドメイン)はFPGA品種毎に下図のように定義されているので、該当するI/Oバンク電源端子(VCCIO*)に接続して下さい。

SPIパッシブモードでプログラミングする場合の接続例
SPIアクティブモードでFPGAをプログラムする場合、下図のようにSPIヘッダー端子信号を接続して下さい。

各信号ピンのI/Oバンク(I/O信号端子の電源ドメイン)はFPGA品種毎に下図のように定義されているので、該当するI/Oバンク電源端子(VCCIO*)に接続して下さい。

JTAGブリッジを用いたSPIアクティブモードでプログラミングする場合の接続例 (SPI Active using JTAG Brigde mode)
JTAGブリッジを用いたSPIアクティブモード(SPI Active using JTAG Brigde mode)でFPGAをプログラムする場合、下図のようにJTAGヘッダー端子信号を接続して下さい。

各信号ピンのI/Oバンク(I/O信号端子の電源ドメイン)はFPGA品種毎に下図のように定義されているので、該当するI/Oバンク電源端子(VCCIO*)に接続して下さい。

USBドライバー設定
USBドライバーの設定方法
- PGMC-1とPCをUSBケーブルで接続します。
- WindowsのデバイスマネージャーでUSBデバイスの認識を確認します。4つのUSB Serial Portが確認できます。
- https://zadig.akeo.ie/ からZadigをダウンロードします。
- Zadigソフトウエアを起動します。
- Option → List All Devicesにチェックを入れます。
- MSS PGMC-1 (Interface 0)を選択します。
- MSS PGMC-1 (Interface 0)を選択した状態で、DriverをFTDIBUSからlibusbkに変更し、Replace Driverボタンを押しドライバーを変更します。
- MSS PGMC-1 (Interface 1)を選択し、FTDIBUSからlibusbkに変更します。
- MSS PGMC-1 (Interface 3)を選択し、FTDIBUSからlibusbkに変更します。
注)MSS PGMC-1 (Interface 2)はUART通信に使用するので、DriverはFTDIBUSのまま変更しません。 - WindowsのデバイスマネージャーでUSBデバイスの認識を確認します。USB Serial Portが1つ(UART通信ポート)になっていることを確認します。
Efinity プログラマー設定
Efinity プログラマーでプログラミングハードウエアをPGMC-1に設定する方法
Efinity SoftwareでプロジェクトのBitstream ファイルを生成後、Tools → Open Programmerを選択しProgrammerを起動します。

Efinity Programmer のUSB Targetを MSS PCMC-1に設定します。

Efinity プログラマーでプログラミングモードをJTAGモードに設定する方法
Efinity ProgrammerのProgramming ModeでJTAGを選択します。

ImageのSelect Image Fileボタンを押しBitstream Fileを選択します。(.bitファイル)

Start Programボタンを押し、プログラミングを実行します。

Efinity プログラマーでプログラミングモードをSPIアクティブモードに設定する方法
Efinity ProgrammerのProgramming ModeでSPI Activeを選択します。

ImageのSelect Image Fileボタンを押しBitstream Fileを選択します。(.hexファイル)

Start Programボタンを押し、プログラミングを実行します。

Efinity プログラマーでプログラミングモードをSPIパッシブモードに設定する方法
Efinity ProgrammerのProgramming ModeでSPI Passiveを選択します。

ImageのSelect Image Fileボタンを押しBitstream Fileを選択します。(.hexファイル)

Start Programボタンを押し、プログラミングを実行します。

Efinity プログラマーでプログラミングモードをJTAGブリッジを用いたSPIアクティブモードに設定する方法
SPI Active using JTAG Bridge mode を用いる場合、Efinix社が提供しているJTAG SPI Flash Loader IP (IP Catalog → Installed IP → Efinix → Memory Controllers → JTAG SPI Flash Loader)を予めデザインに組み込んでおく必要があります。
Efinity ProgrammerのProgramming ModeでSPI Active using JTAG Bridgeを選択します。

ImageのSelect Image Fileボタンを押しBitstream Fileを選択します。(.hexファイル)

Start Programボタンを押し、プログラミングを実行します。

UART使用時のシリアル・ターミナル・エミュレーション・プログラムの設定
Tera Termの設定
Tera Termなどのシリアル・ターミナル・エミュレーション・プログラムでUARTを実装したFPGAと通信を行いたい場合、PGMC-1のUARTを用いることで通信が可能となります。
例として、シリアル・ターミナル・エミュレーション・プログラムをTera Term、FGPAのUARTはEfinixのサンプルIPのUARTとした場合のTera Termの設定を説明します。
(EfinixのUARTサンプルIPのデフォルト値は、Baud Rate: 115200Hz、Data: 8bit、Parity: none、Stop bit: 1bitとなっているのでこのIPをデフォルト値でFPGAに実装した場合のTera Termの設定となります。)
事前準備
・Tera Termのインストール:GitHubなどからダウンロードしPCにインストールしてください
・Windowsのデバイスマネージャを開きポート(COMとLPT)を確認します。(この例ではPGMC-1はCOM13に接続されています)
Tera Termの設定
- Tera Termの起動
- Tera Termの「ファイル」メニューで「新しい接続」を選択
- 「新しい接続」ウインドウ内で「シリアル」を選択し、「ポート」の選択でPGMC-1が接続されたポートを選択し「OK]ボタンを押します。(この例ではPGMC-1はCOM13)
- Tera Termの「設定」メニューで「シリアルポート設定と接続」を選択
- 「シリアルポート設定と接続」ウインドウ内で下記のように設定し、「現在の接続を再設定」ボタンを押します。
・ポート:PGMC-1が接続されたポート
・スピード:115200
・データ:8 bit
・パリティ:none
・ストップビット:1 bit
・フロー制御:none - 接続が確立されるとTera Termのタイトルバーの表示が変わります。(この例ではCOM13に変わっています)
- 以上で設定は完了です。
梱包物
・PGMC-1本体
・2×5(10pin)コネクタ、1pin単独x10コネクタ付きケーブル(30cm長)
・2×5(10pin)両端コネクタ付きIDCフラットケーブル(27cm長)
・2×3(6pin)両端コネクタ付きIDCフラットケーブル(27cm長)
・USB 2.0 ケーブル Type-A ⇔ Type-C (1.5m長)

JANコード
JANコード 4595556317017
価格
価格 43,780円(税抜価格 39,800円、消費税率 10%)